【セルフヘルプ】他人の内面的成長まで、あなたが背負おうとしなくてもいい

【セルフヘルプ】他人の内面的成長まで、あなたが背負おうとしなくてもいい

職場や交友関係において「あの人なんでああなんだろう」と思ってしまうことは少なくありません。理解しよう、歩み寄ろうと心を砕いても身勝手な振る舞いをされたり、嫌なことを言われたりすることもあります。正直たまったものではありませんが、このとき「なぜこんな態度を取るのだろう」とその人の心を推し量るあまり顔色ばかりを伺うようになると、心には大きなストレスがかかります。コミュニケーションのあり方を模索するのは大事なことですが、問題が起きたときにまず「私が悪いのかな!?」と考えるタイプの人は、次第にコミュニケーションをするのが怖くなっていきます。これでは、しんどいばかりですよね。

ただ、世の中にはほんとうに、ほんとうに、いろいろな人がいて、今は良くない状態にある人に出会ってしまうことも少なくありません。たとえば、すぐに感情を爆発させるタイプの人。アドラーが指摘しているように、怒りっぽい人はそういう性質なのではなく、怒りという感情を「人を支配するため」に利用しているということが往々にしてあります。怒鳴りつけることによって相手を怯えさせ、従わせようとするのですね。ものを乱暴に置いたり、投げたりすることによって、周囲の人が自分に気を使うように仕向ける人もいます。

それを自覚し、感情の使い方を変えれば性格を変えることができるとも、アドラーは指摘しています。ただ、多くの人がお気づきかと思いますが、これって他人がどうこう言って変わるものでもありません。内面的成長は本人しかできないのです。萎縮したり顔色を伺ったり、しんどい思いをしてまで背負ってあげなくてもいいのですよね。いえ、背負いたくても背負えるものでもないのです。本人が自分で解決すべき課題だから。本人が気づかないと、物語は始まらないから。

友達であれば助言をしてあげたり、部下であれば優しく促してあげたりするのはとても素敵なことです。寛大な友や上司のおかげで成長できた経験を持つ人も、少なくないでしょう。

それでも、相手が心を砕いてあげるまでもない関係性の人だったなら、そこまで聖人のごとく接しなくてもいいのではないかと私は考えます。慈悲深く我慢強く、というのは心身に余裕があるときにすれば十分です。人生を楽しむ余裕をなくして、辛い思いで胸のなかを真っ黒に塗りつぶして、自分を否定してまで、わがままや子供っぽい感情表現の原因を一生懸命想像したり、自分に原因があるのではと自分ばかりを責めたりしなくて大丈夫なのです。やるべきことは、自分がそこで果たすべき役割を遂行することに絞る。たとえば毅然と伝えるべきことを伝える、仕事を進めるといったことです。それでOKとする勇気も、必要なのではないでしょうか。その人が成長しないうえに、自分までも心砕け散ってしまったら、いいことはひとつもありません。自分を守れるのは、自分だけです。

偉そうに書いておりますが、冒頭の2パターンは長く私の定番でした。どうして、どうしてと不安で眠れなくなったり、相手の顔色ばかり見て怯えたりしていました。「自分はだめな人間だからこうなってしまうのだ」と自分を責めてもいました。その後、アドラーをはじめとして心理学を学んだことにより――自尊心を徹底的に損なわれるような、ひどい目に遭ったりしたこともあって――何年もかけて、上記のような発想をするに至りました。本当は、自分はもうちょっと、優しく忍耐強い人間だと思っていたんです。でも、私が心を砕いて接していた人たちはどんどん意地悪になるばかりで、モラハラはいっそう助長していっただけのように感じられました。私は、自分をぼろぼろにしながら、その人の内面的成長の機会を奪っていただけだったのかもしれません。これはただの不幸な例であり、世の中はもっと希望に満ちていることがほとんどでしょう。希望のために、心と時間を使っていきたいですよね。

人生にはしばしば、気づいたら理不尽な迷路に入り込んでしまっているときがあります。もしも今、かつての私のような辛さのなかにある人がおられたらと思い、このテキストを書きました。

※当然ながら、危害や損害を与えられている場合、パワハラやセクハラに該当する場合は毅然と対応すべきと考えます。スルーしてエスカレートしたり、精神的に損なわれる前に然るべき窓口なり機関なりに相談してくださいね。ひとりで闘わず、味方につけられそうな人をすべて活用して、ベストな結果を導きましょう。

なんだか暗くなってしまったので、会社員生活10年で経験したツッコミどころ満載の思い出ベスト(ワーストか?)3を書いておきましょう。わけのわからない人も多かったが楽しいこともあった。悲しいことばかりでなく笑えることも数えていくのは、人生において大事なことかと思う次第です。

3位「ヒゲバトル」

ヒゲが濃く、朝きれいに剃っても夕方にはカールおじさん状態になることを自慢にしていた営業S。社内のヒゲカーストではトップの座をほしいままにしていたが、あるときさらにヒゲが濃い営業Yが入社したではないか。ライバル認定したSは「レモンがズルむけになる」「わさびもおろせる」と謎アピールをするも「かみそりが負ける」「電気シェーバーが止まる」と金属をも凌駕するYのヒゲエピソードには敗色濃厚であった。当時の私は「ラップバトルみたい」と思っていたが、ラップに失礼な話である。

2位「インフルエンザになったので」

普段から素行不良だった営業T。直行の連絡はただの怠惰ではなかろうかと、誰もがうっすら思っていた。そんなある朝Tから電話が入り「インフルエンザになったので、皆さんにうつすわけにはいかないと思い今日は外回りをしてきます」とのたまうではないか。全力で止めた。というか回れるほど元気なわけないだろ!

1位「起床の遅れ」

新人N。若干ナルシストではあるがピュアで真面目な性格の男であった。ある朝、連絡もなく出社しないので皆で心配していたところ電話があった。出るとNで、どうやら走りながら電話をしている様子である。「大変申し訳ありません!起床の遅れにより、○時頃に出社いたします!!」そうかそうか、ひとまずは無事でよかった安心したわと受話器を置いたが、よく考えたらそれはただの寝坊だろ!!!!!!

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