生年月日の九星と干支、五行を組合わせて占う九星気学は、もともと中国で生まれた占いです。
その人が持つ運勢や性格、また他人との相性もわかりますから、それを踏まえたうえで適切な行動を取っていけば余計なトラブルを回避したり、リスクを減らすことも可能です。
吉方位も導き出すことができますから、九星気学は新生活を迎える時にも便利な占いと言えますよ。
あなたの生まれた日から「本命星」を割り出して、運勢をより良い方向へと開運していきましょう。
九星気学ってなに？
中国で生まれた九星気学は日本で体系化された東洋占術です。
その起源はとても古く、古代の中国の民間信仰「九星」に、五行・干支・八卦を組み合わせた「九星術」をもとにして明治42年に園田真次郎が「気学」としてまとめたものです。
九星気学では、地球には循環している「気（エネルギー）」があるという考え方が基本になっています。
その人の生まれた日時に「気（エネルギー）」がどのような配置だったかを知ることで、その人が持っている運勢や性格、傾向などを導き出す占いです。
まず、生まれた年から、9種類の本命星を割り出していきます。
その本命星から運勢を詳しく読み解いていきますから、九星気学では、生年月日をとても重視しています。
「本命星」には、一白水星（いっぱくすいせい）、二黒土星（じこくどせい）、三碧木星（さんぺきもくせい）、四緑木星（しりょくもくせい）、五黄土星（ごおうどせい）、六白金星（ろっぱくきんせい）、七赤金星（しちせききんせい）、八白土星（はっぱくどせい）、九紫火星（きゅうしかせい）があり、それぞれの星を持ったお相手が自分にとってどのような相性にあるのか、またどんな影響を及ぼすのかも知ることができます。
九星気学で分かること
九星気学では、その人の性格・性質、もともと持って生まれてきた運勢、相性、方位の吉凶、家相などがわかります。
自分にもとから備わっている傾向を知ることで、余計なトラブルや、他人との不和を避けることも可能になりますから、九星気学で占ったことを気に留めておけば、自分のライフスタイルをさらに良い方向へと向上させることができます。
例えば恋愛なら、九星気学で出た結果から、お相手の心をつかむにはどうしたらいいのか、お相手と自分の相性、お互いの考え方の違い、そしてこの先の運勢を知ることで、悩むことも少なくなるでしょう。
入籍日をいつにしたらいいのか？といったことも、九星気学ですぐに対応できるようになります。
また旅行や引越しをする場合、どの方面に行ったほうがいいのか、迷っている場合にも、九星気学がその方針を決めてくれるでしょう。
さらに、これから家を購入しようしている人ならば、九星気学から開運へ導く気の流れや方位がわかりますから、その結果を参考にしながらじっくり計画を立てることができます。
九星気学を学ぶことで、今までに見えなかったことが見えるようになり、どうしたら現状を変える事ができるのか理解しやすくなるでしょう。
自分の本命星を知りたい！
自分の本命星を導き出すには、生年月日が必要です。生年月日から、一白水星、二黒土星、といった九星を割り出していきます。
昭和55年生まれから、平成13年生まれの方の本命星は次の通りです。
一白水星は1981年2月4日～1982年2月3日、1990年2月4日～1991年2月3日、1999年2月4日～2000年2月3日。
二黒土星は1980年2月5日～1981年2月3日、1989年2月4日～1990年2月3日、1998年2月4日～1999年2月3日。
三碧木星は1988年2月4日～1989年2月3日、1997年2月4日～1998年2月3日。
四緑木星は1987年2月4日～1988年2月3日、1996年2月4日～1997年2月3日。
五黄土星は1986年2月4日～1987年2月3日、1995年2月4日～1996年2月3日。
六白金星は1985年2月4日～1986年2月3日、1994年2月4日～1995年2月3日。
七赤金星は1984年2月5日～1985年2月3日、1993年2月4日～1994年2月3日。
八白土星は1983年2月4日～1984年2月4日、1992年2月4日～1993年2月3日。
九紫火星は1982年2月4日～1983年2月3日、1991年2月4日～1992年2月3日、2000年2月4日～2001年2月3日となります。
各本命星の性格特徴
9つの本命星について、それぞれの性格について簡単に解説していきましょう。
一白水星…忍耐力が強く、トコトン考えてから実行に移すタイプ。他人にあまり本音は明かしません。
二黒土星…穏やかでマイペース。コツコツと努力することを厭わない人です。
三碧木星…失敗しても切り替えが早く、精神的に強いタイプ。多少、子どもっぽいところもあります。
四緑木星…さりげないフォローができますから、他人から信頼を置かれます。人の調整役としても力を発揮するでしょう。
五黄土星…リーダーシップを発揮します。勝利を勝ち取るために、わき目も振らずまっすぐに頑張ることができます。
六白金星…頑固になりやすい部分を持っています。仕事は1人でできることが向いています。
七赤金星…サービス精神が旺盛で、人を和ませる才能に恵まれています。
八白土星…綿密な計画を立ててからでなければ、物事に手をつけようとはしない人です。
九紫火星…頭の回転が早く、センスも良いのでモテる人が多いでしょう。また、熱しやすく冷めやすいところがあります。
「自分はこうなんだ」と、決め付けるのではなく、この結果を踏まえて足りない部分を補ったり、良いところを伸ばそうとすると良いでしょう。
まとめ
自分の運勢や吉凶を知るのに、九星気学はとても優れた占いです。
九星気学により、自分が持っている性質や、現在、そしてこれから先の運勢の動きを理解しながら、歩みを進めていくことで、さらに高い目標を掲げられるようになったり、さらなる期待を自分にかけることができるようになるのではないでしょうか。
生年月日から導き出した本命星から、自分に合った開運方法がわかれば、九星気学でを駆使してより良い一年にすることも可能です。
立春から1年が始まる九星気学ですから、毎年その日に九星気学でご自分の運勢を占ってみるのも良いでしょう。
その一年を、どのようにすごしていくのか、おおまかな指針を立てておくことで、どんな変化が起こっても、自分の周りの環境や状況に応じて、あわてずに臨機応変に動くことができるようになりますよ。
自分が気をつけなければならないことはどんなことなのか、このピンチから抜け出すにはどうしたらいいのか…。
人生は選択の連続です。
良い結果を引き寄せるために、日常に九星気学をうまく取り入れることで、その望みや願いも叶いやすくなります。
九星気学のメッセージを道しるべにしながら、幸せな毎日を送っていきましょう。
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