【セルフヘルプ】「不安で何も手につかない状態」から脱するためのヒント

【セルフヘルプ】「不安で何も手につかない状態」から脱するためのヒント

シリーズを意識して書き始めたものの、忘れた頃にしか更新されない。「セルフヘルプ」シリーズ頑張れ俺!(∪ ´ω` ) 今回は「不安で何も手につかない状態」から脱するためのヒントを書いてみます。

念のため「セルフヘルプとはなんぞや」という方のためにご紹介しておきますと、自分で自分を助けるということですね。生きているといろいろと困難があるわけですが、中にはどん底手前で踏みとどまることができる困難もあります。ですが、感情を乱されてしまったり心に余裕がなかったりすると、自分らしくない振る舞いに出たり焦って悪手を打ってしまうわけですね。そのためにも、ちょいちょい自分をケアして方向修正したり、整えたりするすべを知っておくと良いのです。

自分を大切にできるのは自分だけです。私は占い師ですので、運命を読んで問題解決のお手伝いをする、背中を押して差し上げることはできるのですが、占い師に頼るほどではない日常のもやもややトラブルもありますよね。そんなとき何かの役に立てば、と思ってこのシリーズを書いています(たまに……)。

さて毎度長い前置きがつきましたが、今回は「不安で何も手につかない状態」から脱するためのヒントです。大前提として(長い前置きが終わったあとに前提を語り始める奴)、不安になること自体は悪いことではありません。不安を感じない人がいたら、それはそれでスゴイというかヤバい感じがしますけれども、誰でもなりますし自然な心の動きです。良くないのは、不安に振り回されてしまうこと。「そのことで頭がいっぱいになって何も考えられない」「眠れないし仕事も手に付かない」いう状態になってしまうのが良くないのです。なぜなら、下記のようなことが起こるからですね。

  • ネガティブな方向にしか考えられなくなる
  • 視野が狭まり、発想が極端になる
  • 対人関係、仕事、日常生活に支障が出る

「ダメかも?→ダメに違いない→このまま一生ダメなんだ」とネガティブなループにはまったり、不安を理解してくれない人についキツい言葉を言ってしまったり。やりたくてやっている人はいないはずです。でも、感情に振り回されてしまうとどうにもできません。結果として、頭の中のネガティブな想像に連動するように、現実もネガティブな方向に傾きやすくなります。

こういうときは、まず「不安になっていい」と自己受容してしまうことですね。どんな感情もそのまま受け止めて、否定しないことが大事です。認めてしまえば、それ以上はズブズブいかないことが多いです。

そのうえで、下記を試してみてください。

「不安で何も手につかない状態」から脱するためのヒント

  1. 新月か満月が近くないか確認する
    新月、満月前後は感情がぶれやすくなることがあります。「星のせいかな」と自分を客観的に見てみるだけでも落ち着きを取り戻せるかもしれません。「じゃあしょうがないよな!!」「満月が終わったらまた考えよ」なんて方向にもっていけたら素敵です。
  2. 事実と想像を分ける
    不安というのはだいたい、雪だるま式に大きくなっていきます。「そういえばAだけじゃない。Bもそうに違いない」「あのときのCもそうだったんだ」と際限がありません。ただ、事実と想像をごっちゃにすると自分で自分を追い詰めるだけです。起こってもいないことをわざわざ心配して、不安にならなくても大丈夫です。このループを抜けるのは“慣れ”のようなものですから、不安になったときが練習のチャンスです。できる範囲でコツコツやってみると、自分が楽になりますよ。
  3. できる対処はする
    2で事実と想像を分けたら、まず想像については「これは想像だから、不安になる必要はない」と意識に植え付けましょう。完全にそう思えなくても、ちょろっと思うだけでも振り回されることはなくなります。事実については、現実問題としてできる対処はしましょう。たとえば私であれば「締切が不安ならまずは机に向かう」ということですね…(∪ ´ω` ) まんまやないかいという感じですが、やんなきゃいつまで経っても不安です。ひとつひとつ潰していく過程が、不安解消のステップです。
    できることが何もなければそれでOKです。「うん、ないね!じゃあこれ以上不安になっても、自分が大変なだけだね」と認識できるだけでも、ネガティブなループにはまらずに済みます。
  4. 頭の中から想像を追い出せることをする
    3である程度整理ができてもまだ不安が大きい場合は、その不安をギュッと握りしめないでいられることにトライしましょう。そうでないと、また雪だるま式に増えていくからです。スポーツに没頭する、観たい映画を見る、おもしろ画像を見て笑う、靴を磨くなど、熱中したり没頭したりできることをしましょう。「好きなこと」「したいと思えること」というのがポイントです。

    切実な悩みを抱いている人の中には「そんなに簡単に頭の中から追い出せるほど、この悩みは軽くない」「私にとって一大事なんだ。簡単に忘れられる人と一緒にしないで」と思われる方もおられます。何度も気分転換しようとして、徒労に終わった経験を繰り返している方なら、気分転換さえもしんどいでしょう。お気持ちもごもっともですが、一生懸命不安がることが問題を解決してくれるわけでもないのですよね。それであれば、不安を念じることよりも、意識して頭の中から追い出すことに心の力を使ったほうが健康的ではないかと私は思うのです。できる範囲で大丈夫です、あなたが好きで没頭できることをしてみましょう。
  5. 目に見えるかたちで感情を吐き出す
    「こんなことを考えてはいけない」「我慢しなくちゃ」と思っている場合、そう思えば思うほどその感情は大きくなります。その場合は、一旦吐き出すようにしましょう。紙に思いを書いて破り捨てたり、泣いたりするのも良いですよ。泣くときはひとりで泣きましょう。5分でも良いので、ひとりきりの時間を作って思いっきり泣くと良いです。紙に書く、涙を出すといった目に見えるかたちで「出そう」と思って感情を出すのは、良いことです。

4については、不安になったときのためにリストを作っておくのも良い手段です。「映画を見る」「おもしろ画像サイトを見る」等、スマホや手帳にメモしておくんですね。10個も書いておけば、たいていどれか「今はこれだ!」というものが見つかると思います。お金をかけずすぐできること、お金はかかるけどガッツリ没頭できること…など、シチュエーション別にリスト化しても良いかもしれません。ただしお酒はリストに入れないように。よりディープにネガティブになる可能性があるので、楽しいときにのみましょう。

これらをやったからといって問題は解決しない場合がほとんどでしょう。ただ、不安に振り回されずに事実をまっすぐ見つめることで、解決したり、うまく付き合っていったするための方法を見つけやすくなります。それって、とても大切なことですよね。

セルフヘルプは、自分を大切にすることのひとつです。地味ですけれども、やっぱり自分を大切にできるのは自分だけなんですね。だからちょっとずつ、できる練習をしていくのが良いのではないかと、私は考えています。

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